こんにちは☀協力隊のなるきです。
今回はタイトルの通り、権兵衛峠遊歩道「コメの道」の現状報告をしていきます。2022年の12月にも「コメの道」をブログで取り上げていますのでそちらも併せて確認していただけると理解が深まると思います。
2023年の4月上旬に「経ヶ岳友の会」の伊藤さんと山田さんに同行して、「コメの道」の整備を実施してきました。「コメの道」の入口はこちら！
主な整備箇所は、伊那市側から米の道に入り、「権兵衛鍬の跡」から100ｍほど進んだ場所です。土砂が一部崩れているため足場がかなり悪く、すれ違い不可の場所でした。参考までに「権兵衛鍬の跡」の写真も掲載します。
「権兵衛鍬の跡」とは、伊那から木曽への峠道の改修工事に尽くした権兵衛と七一が仕事の途中で互いの力比べをした跡が残っているという伝説の岩です。鍬で硬い岩に切り込みを入れ合い、力比べをしていたそうです( ﾟДﾟ)
肝心の整備前の写真を撮り忘れてしまいました。失礼しました💦
Beforeの写真がないので、苦労が伝わりにくいのが悔しいです。
整備手順を簡単に記載します。
①土台となる丸太を固定するための杭に最適な木を選び、杭を作る。
②土台となる丸太を選び、整備箇所まで運ぶ。
③杭を打ち込み、その上に丸太を固定する。
④丸太に合わせて崩れた斜面を削ったり、ならしたりしながら人が歩けるように整備する。
ざっと工程を書き込みましたが、どれも骨が折れる大変な作業です。私はほぼ④の作業しか担当していません。
伊藤さんと山田さんの技術と知恵にひたすら驚きながら、必死に作業に食らいつきました。南箕輪村在住の方でもこの道を知っている方は少ない気がします。眺望はそこまで優れていませんが、小川のせせらぎや小鳥のさえずりを聴きながら歩くことができますし、道の脇には倒木や大きな岩などがあり、大自然を満喫できるので個人的にはおすすめです。権兵衛峠の頂上まで３km程度なので、片道１時間30分程度で到着します。
休日にトレイルランニングの練習でたま～に「コメの道」を走ったりもしています。全部が未舗装路なのでトレーニングには最適です🔥
昼休憩は、伊藤料理長による「山飯」を頂きました。贅沢すぎるアヒージョに〆のスパゲッティ！！山の中とは思えないほど豪華な食事をいただき元気100倍になりました。ありがとうございました。山の中で食べるご飯は格別ですね。旨すぎるっ！
この「コメの道」は経ヶ岳バーティカルリミットの新コースとしても検討されているようです。トレイルランナーとしては道幅も狭くテクニカルなコースなのでテンション↑と思います（笑）
歴史的な背景を知ると、趣深い峠道です。私のブログも含めて、一人でも多くの方に「コメの道」の存在や歴史が伝われば幸いです。伊藤さん、山田さんありがとうございました。
権兵衛峠遊歩道「コメの道」についてポッドキャストでも説明しています👇
ブログ最後まで読んでいただきありがとうございました。
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