登山担当のyotaです。南箕輪村に移住した理由の1つは思い立ったときに気軽に高山にいけるというところがあります。天気が良い日に雪山に登りたいと思って気が付いたら3月になってしまいました。
とある事情で車がレンタカーになっているため南箕輪村からすぐ行ける西駒ケ岳(木曽駒ケ岳)に今回行ってきました。登山者では通常木曽駒ケ岳と呼びますが、ここ伊那谷では西駒ケ岳と呼ばれます。伊那谷からは木曽駒ケ岳と甲斐駒ヶ岳という2つの駒ケ岳が見えます。これを区別するために西駒、東駒と呼ぶのだそうです。ちなみに全国に駒ケ岳は18座あるようです。(国土地理院2万5千分1地形図の山名)
西駒ケ岳へのアクセスは通常駒ヶ根の菅の台バスセンターの駐車場からスタートします。駐車料金は1日800円です。
冬場はあまり混雑しませんが、夏や秋の登山シーズンの休日は夜中に満車にあることもあるので早めに到着する必要があります。
駐車場からはバス、ロープウェイを乗り継いで千畳敷駅まで行きます。
バスとロープウェイ合わせて往復4,200円です。今回はアウトドアショップの会員向けに20%割引のキャンペーンを行っていたのでロープウェイの往復運賃が2,540円⇒2,030円になりました。2023/3/31までやっているようです。
現在の料金は変動制になっています。行く前に駒ケ岳ロープウェイのサイトを見ることをお勧めします。
千畳敷駅に着くとすでに標高は2,612mです。日本で一番高いとことにある駅だそうです。登山をしない場合は駅周辺を散策するとかでもよいと思います。ここから見えるとがった山は宝剣岳という山です。西駒ケ岳はさらに奥にあります。
さてここから登山開始です。雪の上に人が歩いたトレースがあるのでそこを目指して登っていきます。写真で見ると空が青いを通り越して青黒いです。
まずは八丁坂というところを登っていきます。傾斜がけっこうあるので12本爪のアイゼンとピッケルがあった方がよいです。
八丁坂を登りきると乗越浄土と呼ばれるところに到着します。ここから先は稜線となり急登はありません。西駒ケ岳はまだ見えなくて中岳という山の先にあります。中岳から南箕輪村方面を見ましたが南箕輪村は見えないです。箕輪、辰野が見えます。
中岳を登るとやっと西駒ケ岳が見えます。一度下って西駒ケ岳を登ります。夏場はこの小屋があるところにテント場があります。
西駒ケ岳山頂2,956mに到着です。北アルプスや御嶽山、八ヶ岳、南アルプスなど360度の展望が見えます。
下りは八丁坂は要注意、ピッケルとアイゼンを駆使して慎重に下っていきます。
今回歩いたコースはこちら
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