上伊那で移住のための物件の探し方🏡

yotaです。地域おこし協力隊として間もなく2年が経過します。地域おこし協力隊は任期が最大3年となっています。もともと移住自体が目的のため、協力隊になる前から中古物件を探していました。ようやく移住のための中古物件が見つかったため上伊那の中古物件の探し方をまとめておこうと思います。

都会から移住して上伊那近辺で住宅を探す場合、景色が良いところに住みたいと考える方が多いと思います。特に南アルプス方面の展望が人気のようですが、伊那山地がある影響で中央アルプス側の標高が高い位置(高速道路近辺から上)の方が南アルプスが綺麗に見えます。ただ、家自体も少ない影響もありますが、中古物件としてはあまり数は出てこないです。また上伊那は天竜川に近い標高の低いところにお店が多く、車があればよいですが普段の生活を考えるとどこに住むか考える必要があります。

上伊那は移住の人気が高いのもありますが、競争率が結構激しいです。特に手頃な物件(500万前後)や程度の良さそうな1000万程度の物件などは掲載されて数日で消えてしまうということがよくあります。一番早かったのは午前中に出た物件を午後に問い合わせた段階で、もう決まりそうなので案内できないと言われたほどです。なので気になる物件は早めの内見をおすすめします。移住者もそうですが、すでに移住されている方、地元の方も探しているのだと思います。

それでは物件の探し方をおすすめの順番に記載します

1.ココスマ伊那
2.空き家バンク
3.地元不動産屋サイト

4.特殊な探し方

目次

ココスマ伊那

ココスマ伊那は上伊那(南箕輪村、伊那市、駒ヶ根市、箕輪町、辰野町、飯島町、宮田村、中川村)に特化した不動産情報サイトです。中古住宅の場合は他の大手の不動産情報サイトより情報量が多いです。空き家バンクや各不動産屋さんか個別に持っているサイトより情報が早く掲載されることもあり、基本的にこのサイトの新着情報を確認しておけば問題ないと思います。地元の不動産屋が取り扱っている情報があるようで全国区の不動産屋が取り扱っている物件についてアットホームなど大手不動産屋しかない場合もあります。

空き家バンク

移住のための定番空き家バンクです。上記のココスマ伊那より物件数が少ないですが、ここにしか掲載されていない物件もあります。空き家バンクのよいところは成約した場合に各自治体から補助金がもらえるところです。

南箕輪村の補助金

① 改修補助金 空き家の改修費用を、最大50万円(改修費用の2分の1)補助
② 片づけ補助金 空き家の家財道具の撤去や処分、清掃費用を最大10万円補助

商談中となっている物件はおそらく買付証明書を提出しており契約間近となっているため、購入は難しいです。

地元不動産屋サイト

上記のココスマ伊那、空き家バンクの物件を見ていると各物件を取り扱っている不動産屋さんのリンクがあります。このリンクからホームページに行くことで各不動産屋さんが取り扱っている物件が記載されています。基本的にはココスマ伊那に記載されている物件のみですが、たまにここにしか載っていない物件があるのでたまに見てみるとよいかもしれません。

特殊な探し方

空き家を探して交渉する

上伊那だけではないですが、空き家と思われる物件で売りにも出ていない、貸し出してもいない物件というのがよくあります。この物件買いたいと思ってもどうやって買えばいいのか分からないものです。物件について調べる方法として以下の方法があります。

① 近隣の住民の方に聞いてみる
② 物件の登記簿から調べる

①については各地域に昔から居住している方と仲良くなるか、紹介してもらうことで可能かと思います。②は登記簿謄本を法務局で取得することで可能です。上伊那の場合は長野地方法務局 伊那支局になると思います。

登記簿を取得するためにはその土地の「地番」が必要になります。「地番」というのは住所とは異なります。地番を調べるためには法務局に問い合わせて調べる方法もありますが、南箕輪村の場合は下記のサイトで調べることもできます。

このサイトでは南箕輪村は飛び地を除いてほぼ全域情報を調べることができます。伊那市などは一部の地域のみ見ることができるようです。ちなみにこのサイトからも不動産登記情報をとることができます。私は取得したことはありませんが1件あたり550円だそうです。

不動産登記情報から所有者の名前等は分かりますがそれ以上の個人情報は分かりません。ここから先はなんとか自分で調べる必要があります。

競売物件を買う

競売物件とは住宅ローンなどが返済できなくなったときなど債権者が裁判所に申したてることにより担保となった不動産などを強制的に売却することです。市場の価格より安く買うことができますがさまざまなリスクがあります。

  • 物件の内見ができない(現状有姿)
  • 住んでいる人がいた場合、退去してくれない可能性がある
  • 現金が必要(ローンは組めなくはないが事前に調査が必要)

不動産競売物件情報サイトに3点セットと呼ばれるものがあるためその物件の内容についてよく理解する必要があります。

土地を探す

土地を探して家を建てるという方も基本的には上記の方法で探せばよいと思います。南箕輪村を散策していると一見何も使用されていないように見える土地でここいいかもと思う場合があります。上記の登記簿をとって調べる方法がありますが、空き地に見える場所が実は農地だったりします。登記簿をとれば地目が農地かわかりますが、都度登記簿をとってしまってはお金がかかります。便利なのが下記のeMAFF農地ナビです。

農地には家を建てられません。農地を宅地にするためには農地転用という手続きが必要となります。南箕輪村の場合は村のホームページに農地転用の記載があります。農地の中でも農業振興地域というのは市町村が将来的に農業上の利用を確保すべき土地として指定した区域のため農地転用は禁止されています。農業振興地域かどうかもeMASS農地ナビで見ることができます。

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